まるで絵のような19世紀末の写真達「ロベール・ドマシーなどのピクトリアリズム」

Art Gallery M84では2019年5月27日より写真展「ロベール・ドマシーなどのピクトリアリズム」を開催する。

 

ロベール・ドマシーなどのピクトリアリズム

 

ピクトリアリズムとは写真の芸術性を追求する絵画主義のことで、19世紀末から20世紀初頭にかけて欧米を中心に流行した写真の潮流だ。フランスのロベール・ドマシーは写真と美術の融合を試みた一人であり、さまざまな技法を用いて視覚的な美を追求した。

本展では、ロベール・ドマシーをはじめ、コンスタン・ピューヨ、エドワード・スタイケンなど、ピクトリアリズムを代表する写真家たちの作品を展示する。さらに、1888年にドマシーらが結成した「club photo de Paris」の会報や写真集も紹介。現在もなお芸術的な価値を持ち続ける貴重な作品群を集めた写真展だ。

 

■写真展「ロベール・ドマシーなどのピクトリアリズム」

会期 2019年5月27日(月)〜7月6日(土)
会場 Art Gallery M84
住所 東京都中央区銀座4-11-3 ウインド銀座ビル5F
時間 10:30~18:30(最終日は17:00まで)
休館日 日曜
料金 500円(税込)
問い合わせ Art Gallery M84(TEL 03-3248-8454)

 

 

 
〈文〉鬼沢幸江