アナログであることにこだわったポートレイト写真展「Re: Marginal」藤里一郎×景子

新シリーズ「おんな」をはじめ次々と作品を発表している藤里一郎さんが、2019年7月23日よりNine Galleryで新たに写真展を開く。

 

藤里一郎×景子写真展「Re:Marginal」

 

この作品は2018年に発表したモノクロ作品「Marginal」の続編として、Rolleiflex(ローライフレックス)を用いて6×6判のカラーネガフィルムで撮影したものだ。モデルは前作同様、藤里さんの弟子でもある景子さん。「一番距離の近い理解者に思い切り世界を創ってもらった」と藤里さんは語る。

オトコとオンナ、好きか嫌いか、右か左か……。さまざまな境界線とその狭間に揺れながら“境界にあるさま(Marginal)”に彩りを加えて描いた。こだわりの銀塩プリントが魅力の作品群だ。

 

藤里一郎×景子写真展「Re:Marginal」

 

■藤里一郎×景子 写真展「Re:Marginal」

会期 2019年7月23日(火)〜28日(日)
会場 Nine Gallery(ナインギャラリー)
住所 東京都港区北青山2-10-22 谷・荒井ビル1F
時間 10:00〜19:00(最終日は17:00まで)
休館日 月曜
料金 500円

<ギャラリートーク>

2019年7月27日(土)16:00〜 写真展会場にて。予約不要、参加無料。

 

 

 
〈文〉鬼沢幸江