“カラー写真のパイオニア” ソール・ライターの写真展を東京と京都で同時開催

世界に名立たる写真家、ソール・ライター氏の写真展がライカギャラリー東京とライカギャラリー京都にて同時開催される。

 

ソール・ライター写真展

 

1950年代からニューヨークを拠点にファッション写真の第一線で活躍しながら、1980年代に商業写真から退き、表舞台から姿を消したソール・ライター氏。彼が再び脚光を浴びたのは2006年、83歳の時である。ドイツの出版社シュタイデルから出版された「Early Color」により、“カラー写真のパイオニア”として世界デビューを果たした。

本展は2会場で内容の異なる展示構成とした。ライカギャラリー東京ではカラーのヌード作品を中心に、同時期に撮影されたファッション・テストの作品を本邦初公開。一方のライカギャラリー京都ではモノクロームのヌード作品に加え、1970年代にソール・ライター氏自身が自らの写真にガッシュなどで描画を施したミックスドメディアの作品を展示する。

 

ソール・ライター写真展

<東京> Saul Leiter ー Lanesville, 1958

会期 2019年12月6日 (金) 〜 2020年3月1日 (日)
会場 ライカギャラリー東京
住所 東京都中央区銀座6-4-1 ライカ銀座店2F
時間 11:00〜19:00
休館日 月曜
料金 無料
問い合わせ ライカギャラリー東京 (TEL 03-6215-7070)

<京都> Saul Leiter – Nude

会期 2019年12月7日 (土) 〜 2020年3月5日 (木)
会場 ライカギャラリー京都
住所 京都市東山区祇園町南側570-120 ライカ京都店2F
時間 11:00〜19:00
休館日 月曜
料金 無料
問い合わせ ライカギャラリー京都 (TEL 075-532-0320)

 

 

 

〈文〉鬼沢幸江