疾走し続けるスナップの名手が捉えた大都会の姿を一堂に「森山大道の東京 ongoing」展

写真展「森山大道の東京 ongoing」が、東京都写真美術館において2020年9月22日まで開催されている。

 

森山大道の東京 ongoing
『東京ブギウギ』より 2018年 © Daido Moriyama Photo Foundation

 

スナップショットの名手として知られる、日本を代表する写真家・森山大道さん。1960年代に活動を開始し、「アレ・ブレ・ボケ」の作風で写真界に衝撃を与えて以来、現在も世界の第一線で活躍し続けている。

本展のテーマは「ongoing (進行中、進化し続ける)」。デビューから55年を経てなお疾走し続ける森山さんが捉えてきた東京を、カラーとモノクロの近作を中心に展覧する。

 

東京都写真美術館では、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、来館者に体温測定やマスク着用などの協力を求めるほか、混雑時の入館制限を行っている。

森山大道の東京 ongoing

会期 2020年6月2日 (火) 〜9月22日 (火・祝)
会場 東京都写真美術館 3F展示室
住所 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
時間 10:00〜18:00 (入館は閉館30分前まで)
休館日 月曜 (祝日の場合は開館し翌平日休館)
料金 一般700円、大学・専門学校生560円、中高生・65歳以上350円、小学生以下および都内在住・在学の中学生無料
問い合わせ 東京都写真美術館 (TEL 03-3280-0099)

 


 

 

〈文〉鬼沢幸江