六田知弘写真展「仏宇宙」が、2020年2月11日より相田みつを美術館にて開催される。
六田知弘さんは約30年にわたって国内外の仏像・仏画、アジア諸国の仏像遺跡などを撮影してきた。2008年には、外国人としては約70年ぶりに中国三大石窟の一つである「雲岡石窟」の全容を写真に収めている。
本展では、それらの作品から厳選した全108点を前期と後期に分けて展覧する。前期は「日本編」とし、国宝の木造無著・世親立像 (興福寺) や菩薩半跏像 (中宮寺) 、十一面観音菩薩立像(聖林寺)、文殊菩薩立像 (東京国立博物館蔵) を中心に日本国内の仏像を収めた54点、後期は「アジア編」としてインドやタイ、インドネシア、カンボジアといったアジア各地の遺跡などで捉えた仏の姿54点で構成した。
また、2月15日には、作家で僧侶の玄侑宗久さんを招いて対談を行う。相田みつを美術館館長の相田一人さんが聞き手となり、日本とアジアの仏像に焦点を当てて語られる。
六田知弘写真展「仏宇宙」
会期
前期「みほとけのかたち−日本」2020年2月11日 (火・祝) 〜3月15日 (日)
後期「みほとけのかたち−アジア」2020年3月17日 (火) 〜4月19日 (日)
会場 相田みつを美術館 第2ホール
住所 東京都千代田区丸の内3-5-1 東京国際フォーラムB1F
時間 10:00〜17:30 (入館は17:00まで)
休館日 月曜 (2月24日は開館)
料金 一般・大学生800円、中高生500円、小学生200円、70歳以上600円
問い合わせ 相田みつを美術館 (TEL 03-6212-3200)
開催記念トークショー
日時 2020年2月15日 (土) 18:45〜20:00
会場 写真展会場
出演 六田知弘、玄侑宗久 (作家・僧侶)
定員 100名
参加費 1,800円 (ドリンク付)
申し込み 電話またはEメール (live@mitsuo.co.jp) にて。Eメールの場合は、イベント名・郵便番号・住所・氏名・電話番号を明記。応募者多数の場合は抽選。
ギャラリートーク
日時 2020年2月23日 (日)・3月21日 (土) 各日15:00〜
会場 写真展会場
出演 六田知弘、相田一人 (相田みつを美術館館長)
参加費 無料
申し込み 不要
〈文〉鬼沢幸江