相原正明さんが最新のモノクロフィルムを使って日本各地を撮影、その写真展を開催する。
近年は富士フイルムのミラーレスカメラXシリーズやGFXシリーズを愛用している相原さんだが、今回は2019年秋に発売された「ネオパン100 ACROS II」を使って新作を撮り下ろした。
撮影地は千葉県太東崎や琵琶湖、富山の日本海など、相原さんがテーマの一つとしている水に関わる風景に加え、どうしてもACROS IIで撮ってみたかったという雪の美しい情景も捉えた。相原さんは「フィルムならではの濃厚で奥行きのある絵作りがとても楽しかった」と撮影を振り返る。
フィルムで育ったベテランからフィルムを使ってみたい若い層まで、この独特な表現をぜひ会場で味わってほしい。
相原正明写真展「和美・KATACHI (わび・かたち) −ネオパン100 ACROS IIで撮る日本の美−」
会期 2020年2月14日 (金) 〜27日 (木)
会場 FUJIFILM SQUARE (フジフイルム スクエア) ミニギャラリー
住所 東京都港区赤坂9-7-3 東京ミッドタウン フジフイルム スクエア1F
時間 10:00〜19:00 (最終日は16:00まで 入館は閉館10分前まで)
休館日 会期中無休
料金 無料
問い合わせ フジフイルム スクエア (TEL 03-6271-3350)
スライドトーク「モノクロフィルムで撮る日本の美しい風景」
フジフイルム スクエア2F特設会場にて、相原さんによる作品解説など。各回先着50名、参加無料。申し込みはフジフイルム スクエアへ電話で。館内にて直接受付も可。
- 2月14日 (金) 18:00~19:00
- 2月16日 (日) 14:00〜15:00
〈文〉鬼沢幸江