“観光地”ではない会津の日常を記録した郡川正次写真展「会津野帳」

郡川正次さんの写真展「会津野帳」が、2020年6月19日よりオリンパスギャラリー東京で開催される。

 

郡川正次写真展「会津野帳」

 

福島県西部に位置し、四方を自然豊かな山地に囲まれた会津地方。首都圏を中心に撮影を重ねてきた郡川正次さんは、次なる被写体としてこの地域に目を向けた。観光地としてよく知られている表の顔ではなく、あまり一般の目に触れることがないもう一つの顔を見てみたいと思ったという。

「会津野帳」と題した本展では文字どおり、野外調査時に事物の記録をフィールドブックにまとめるように撮影した写真を展示する。ゆるやかに流れる時間の中で日々繰り返されるとりとめのない日常や、人々のさりげない笑顔など、会津の素顔を描いた写真展だ。

郡川正次写真展「会津野帳」

会期 2020年6月19日 (金) 〜7月1日 (水)
会場 オリンパスギャラリー東京
住所 東京都新宿区西新宿1-24-1 エステック情報ビルB1F
時間 11:00〜17:00 (当面の間、開館時間短縮)
休館日 木曜
料金 無料
問い合わせ オリンパスギャラリー東京 (TEL 03-5909-0190)

 

 

 

〈文〉鬼沢幸江