富士山撮影に生涯を捧げた写真家の作品が一堂に「岡田紅陽 富士望景−武蔵野から」

日本を代表する写真家の一人、岡田紅陽の写真展「富士望景−武蔵野から」が武蔵野市立吉祥寺美術館で開かれる。

 

岡田紅陽 富士望景−武蔵野から
岡田紅陽「井の頭より」1970年撮影

 

岡田紅陽は富士山の写真家として国内外に知られ、逆さ富士の写真は千円紙幣の装画の元になった。また全国の国立公園を撮影したほか、関東大震災直後の記録撮影なども行なっている。晩年の10余年は武蔵野市に住み、市内の風景や自宅周辺から見える富士も収めた。

本展では武蔵野市の所蔵品から、初期から晩期までの写真と、観光絵葉書や関東大震災関連資料など約60点を展示し、岡田紅陽の幅広い世界を紹介していく。

 

岡田紅陽 富士望景−武蔵野から

会期 2020年8月8日 (土) ~9月22日 (火・祝)
会場 武蔵野市立吉祥寺美術館
住所 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-16 コピス吉祥寺A館7F
時間 10:00〜19:30
休館日 8月26日 (水)
料金 一般300円、中高生100円、小学生以下・65歳以上無料
問い合わせ 武蔵野市立吉祥寺美術館 (TEL 0422-22-0385)

 

 

 

〈文〉市井康延