銀塩写真を追求し続ける写真家9人の写真展「ゼラチンシルバーセッション参加作家によるファインプリント展」

2006年から2019年まで、写真家による銀塩写真のプロジェクトが行なわれた。その試みがJCIIフォトサロンで再度蘇る。

 

ゼラチンシルバーセッション参加作家による ファインプリント展
© 広川泰士「Study works for Timescapes」

 

写真家は技術と身体感覚を研ぎ、イメージを印画紙に焼き込む。厳密にいえば一つのネガからでも同じプリントは得られない。それが醍醐味。

参加写真家は9名。小林紀晴さん、嶋田篤人さん、瀧本幹也さん、百々俊二さん、中藤毅彦さん、西野壮平さん、広川泰士さん、村越としやさん、若木信吾さん (50音順) で、47点を展示。会期中の10月17日には広川さんら出品作家を招き、トークセッション「写真表現の選択肢について」を開く。

 

ゼラチンシルバーセッション参加作家による ファインプリント展

会期 2020年9月29日 (火) 〜11月1日 (日)
会場 JCIIフォトサロン
住所 東京都千代田区一番町25 JCIIビル1階
時間 10:00〜17:00
休館日 月曜 (祝日の場合は開館)
料金 無料
問い合わせ JCIIフォトサロン (TEL 03-3261-0300)

トークセッション「写真表現の選択肢について」

日時  2020年10月17日 (土) 14:00~16:00
会場 JCIIビル 6階会議室
定員 先着50名
受講料 300円 (友の会会員・学生無料)
申し込み JCIIフォトサロンにて直接または電話で

 

 

 

〈文〉市井康延