子どもの日常を通して“コロナの今”を記録した 小澤太一写真展「いつものいえ」

小澤太一さんの写真展「いつものいえ」が、2020年12月1日よりルーニィ247ファインアーツにおいて開催される。

小澤太一写真展「いつものいえ」

 

小澤太一さんは2020年4月、コロナ禍によって「保育園が閉園になった娘と仕事がぱったり無くなったおとーたん」の日々にカメラを向けた。撮影場所は自宅のみ、しかもモノクロ写真のみ。「コロナの今を撮りたい」との思いから、この条件を最初に決めて撮り始めたという。「SNSに投稿する作品を毎日1枚作ること」も決め、実行した。

本展は、緊急事態宣言が発令された4月7日から5月25日までの作品を中心にまとめられた。タイトルは「いつものいえ」。愛娘の保育園の行き帰りだけを追ったシリーズ「いつものみち」の続編になる。「我が家にとってはコロナ時の大事な記録が、ここに詰まっている」と小澤さんは語っている。

小澤太一写真展「いつものいえ」

会期 2020年12月1日 (火) 〜6日 (日)
会場 Roonee 247 Fine Arts (ルーニィ 247 ファインアーツ)
住所 東京都中央区日本橋小伝馬町17-9 さとうビルB館4F
時間 12:00〜19:00 (最終日は16:00まで)
休館日 会期中無休
料金 無料
問い合わせ Roonee 247 Fine Arts (TEL 03-6661-2276)

ギャラリートーク

写真展前日の11月30日 (月) 16:00より、YouTubeにてライブ配信予定。鹿野貴司さんをゲストに迎え、子どもの写真について語り合う。
https://youtu.be/_maWJf7xi_Y

 

 

 

〈文〉鬼沢幸江