鈴木光雄さんの写真展「Flora II – 1/f ゆらぎ – 」が、2025年4月19日より開催されます。
【鈴木光雄さんからのステートメントを紹介】
花の蕾がほころび、幾重にも重なった花びらが姿を現す瞬間の美しさ。光を浴びて力強く咲き誇る花の優雅なフォルム。植物は時に人の体のように見えたり、あるいは別の有機的な生命のように感じることがあります。人もまた、身体のしなやかな曲線美、柔らかで豊かな表情、肌の繊細な質感が、光に向かって伸びていく植物の姿と重なることがあり、人と植物が共有する生命の本質に気づくことがあります。
身体と植物の動きには「1/f ゆらぎ」という共通点があります。人の歩行や呼吸、心拍のリズム、運動や踊りなど体の動きは、単調ではなく適度な変動が見られ、木々の葉や枝 が風に揺れる動きにも、規則性と不規則性が入り混じった、一定ではないが調和の取れた心地よいリズムが含まれています。
今回の写真展では、ダンサーであり、アートモデルとして活動している花(Hana)が、その「1/f ゆらぎ」を身体で表現したヌード作品を展示します。
鈴木光雄写真展「Flora II – 1/f ゆらぎ – 」
会期 2025年4月19日 (土) ~5月4日 (日)
会場 みうらじろうギャラリー@5
住所 東京都中央区日本橋大伝馬町2-5 石倉ビル5階
時間 12:00~19:00
休館日 月曜・火曜
入場料 無料
鈴木光雄(すずきみつお)
1965年生まれ。青森県出身。レンブラント、フェルメールなど17世紀の画家に感銘を受け、油絵とデッサンを学ぶ。
その後写真に興味を持ち、1995年写真家として独立して東京を拠点に活動。2000年より作家活動を始め、日本国内、海外のギャラリーや写真誌で作品を多数発表。
2006 年に生活と活動の拠点としてマレーシアに移住。作家活動と並行してマレーシアやシンガポールの広告やポートレート、エディトリアル分野の撮影を数多く行なう。
2010 年にマレーシアより日本へ帰国、再び東京を拠点として活動。
http://mitsuosuzuki.net
花(Hana)
2007年にモダンバレエを習い始め、2010年には全国舞踊コンクールで第2位を受賞。
2013年にクラシックバレエを学び始め、2014年には音楽学校でミュージカルを専攻。
2017年にミュージカルの初舞台出演後、数々のミュージカルに出演。さらに、民放テレビ番組にモデルとして出演を果たす。
ジャズダンス講師としても活動し、名門の音楽学校の合格者を輩出するなど、指導者としての実績も持つ。
2022年からは「ありのままの自分を大切にし、自分の価値と可能性を信じること」をメッセージに、オンラインレッスンやアートモデルなど、表現者として多岐にわたる活動を展開。
2021年に男の子を出産し、一児の母としても充実した日々を送っている。