火山としての富士山の姿を見つめ直す曽布川善一写真展「富士山〜誰も知らない富士山がここにある〜」

写真家・曽布川善一さんの写真展「富士山〜誰も知らない富士山がここにある〜」が、2025年4月21日より開催されます。

【曽布川善一さんからのステートメントを紹介】

火山としての富士山の姿を見つめ直す写真展を、富士山の噴火史とともに発展をしてきた富士宮市(静岡県)、学校教育現場で「富士山学習」に力を注いでいる富士宮市教育委員会のご後援をいただき開催いたします。

約10万年前に火山活動を始めた富士山は、何度も姿を変えるほどの激しい噴火を繰り返して現在の美しい山容になりました。山中に踏み入ると噴火の荒々しい痕跡を見ることがあります。そのとき改めて富士山が火山であることを実感できます。

今回の写真展はそうした火山としての富士山の表情や、山麓で育まれてきた富士信仰の一面を写し取った26点を展示するとともに、映像作品「火山の記憶」(約8分)を放映します。

また、14点の作品をSDGsに配慮した「バナナペーパー」にプリントし展示しました。このコーナーでは鑑賞者が作品に実際に触れられるようにしましたので、バナナの繊維で作られたペーパーの質感を感じることで自然環境、そして富士山のことを知るための小さなきっかけづくりになればと思います。

普段は目にすることのない火山の一面を、大型サイズの写真と映像作品で鑑賞していただき、それらの作品群に囲まれることで新たな富士山の魅力を感じてもらえたら嬉しいです。

曽布川善一写真展「富士山〜誰も知らない富士山がここにある〜」

会期:2025年4月21日(月)〜25日(金)
会場:富士宮市役所7F「富士山展望ギャラリー」
住所:静岡県富士宮市弓沢町150
時間:8:30〜17:00(入場最終時間は16:30)
入場料:無料
後援:富士宮市、富士宮市教育委員会、株式会社山と溪谷社
協力:株式会社小森コーポレーション
問い合わせ先https://www.mfujisobu.com/

 

曽布川善一 (Yoshikazu Sobukawa)

1958年生まれ、神奈川県横浜市出身。富士山をフィールドに撮影を始め現在に至る。2002年、企画・制作会社株式会社ゼンワン設立。イベント、BS競馬番組、企業広報誌等の制作に携わる。公益社団法人日本写真家協会 (JPS) 正会員、株式会社ゼンワン代表。
→ WEBサイト
→ Instagram