被災地の復興を願い東北の仏像写真を一堂に 土門拳×藤森武写真展「みちのくの仏像」

八王子市夢美術館は、東日本大震災から10年の節目に土門拳×藤森武写真展「みちのくの仏像」を開く。会期は2021年2月11日〜3月28日。

土門拳×藤森武写真展「みちのくの仏像」
土門拳「金色堂内陣正面全景」(岩手県平泉町・中尊寺)

 

東北は平安時代の仏像がたくさん残されている。木肌を生かす造りで、その表情は人間味に溢れる。藤森さんは土門拳の弟子で、東北を代表する古刹・福島県の勝常寺で薬師如来坐像に出会い、仏像撮影に魅せられた。

一方、土門 拳は奈良・京都などの仏像が主で、自らの出身地である東北の撮影はあまりしていない。本展では藤森さんの写真約100点と土門拳の8点を紹介する。

 

土門拳×藤森武写真展「みちのくの仏像」

会期 2021年2月11日 (木・祝) 〜3月28日 (日)
会場 八王子市夢美術館
住所 東京都八王子市八日町8-1 ビュータワー八王子2F
時間 10:00〜19:00 (入館は閉館30分前まで)
休館日 月曜
料金 一般600円 小学生以上・65歳以上300円 未就学児無料 (土曜は小中学生無料)
問い合わせ 八王子市夢美術館 (TEL 042-621-6777)

 

 

 

〈文〉市井康延