自然が放つ感動を壮大なスケールで味わえる白川義員写真展「永遠の日本/天地創造」

白川義員さんは1960年代から写真家として活動を始め、そのキャリアは60年を超す。東京都写真美術館では白川義員写真展「永遠の日本/天地創造」と題し、活動の集大成となる2つのシリーズを2期に分けて紹介する。

白川義員写真展「永遠の日本/天地創造」
白川義員 《ザ・ウェーブ、アメリカ》 作家蔵

 

1969年に出版した『アルプス』から世界の五大陸を旅し、10のシリーズを発表してきた。本展の第一期「永遠の日本」では、第11作目の崇高で美しい日本の自然をまとめている。

その次作で最新作となる「天地創造」は、地球が生まれたころを想像させる風景。中国の武稜源や南米のウユニ塩湖などを捉えた写真で構成する。

 

白川義員写真展「永遠の日本/天地創造」

会期
第一期「永遠の日本」2021年2月27日 (土) 〜4月4日 (日)
第二期「天地創造」2021年4月6日 (火) 〜5月9日 (日)

会場 東京都写真美術館 3F展示室
住所 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
時間 10:00〜18:00 (入館は閉館30分前まで)
休館日 月曜 (祝日の場合は開館し翌平日休館)
料金 一般700円 大学・専門学校生560円 中高生・65歳以上350円 小学生以下および都内在住・在学の中学生無料
問い合わせ 東京都写真美術館 (TEL 03-3280-0099)

 

 

 

〈文〉市井康延