再生しようとする三陸の海を水中から記録した写真展「Sanriku再生のうみ」

ミヤギテレビ開局50周年を記念して、鍵井靖章さんの水中写真展「Sanriku再生のうみ」が、2021年3月10日より仙台うみの杜水族館において開催される。中村征夫さんも特別出展として参加する企画展だ。

鍵井靖章 水中写真展「Sanriku再生のうみ」特別出展 中村征夫
三陸の海を泳ぐ魚 © YASUAKI KAGII

 

東日本大震災から10年。津波で甚大な被害を受けた東北の三陸の海に目を向け、かつての美しい姿へ再生しようとする海の力、生命の姿を、貴重な水中写真を通して紹介する。

鍵井靖章さんは、震災後すぐに岩手の海に潜り、それ以降も定期的に三陸の海の様子をカメラに収めてきた。本展では鍵井さんの作品を中心に展示するほか、中村征夫さんも特別出展として参加。それぞれの作品を通して、これからの三陸の海に希望が感じられるような内容となっている。

鍵井靖章 水中写真展「Sanriku再生のうみ」特別出展 中村征夫
コケムシを食べるウミウシ © YASUAKI KAGII

ミヤギテレビ開局50周年記念 鍵井靖章 水中写真展 特別出展 中村征夫「Sanriku再生のうみ」

会期 2021年3月10日 (水) 〜4月4日 (日)
会場 仙台うみの杜水族館 2階展示企画室
住所 宮城県仙台市宮城野区中野4-6
時間 10:00〜17:00(3月20日以降は9:00〜17:30)
休館日 会期中無休
料金 無料 (水族館の入館料が必要)
入館料 大人2,200円 中高生・65才以上1,600円 小学生1,100円 幼児600円
問い合わせ 仙台うみの杜水族館 (TEL 022ー355ー2222)

 

 

〈文〉鬼沢幸江