2人の写真家が福岡を撮り下ろした 梅佳代「天神さま」・川島小鳥「ピンクの光線」写真展

アルティアム×イムズ特別企画展として、梅佳代さんと川島小鳥さんが撮り下ろした「いまの福岡」の作品を展示する。

TENJIN MATSURI 梅佳代「天神さま」 川島小鳥「ピンクの光線」
左 : 梅佳代「天神さま」より
右 : 右川島小鳥「ピンクの光線」より

 

再開発が進む福岡・天神を舞台に、梅佳代さんと川島小鳥さんが街と人々を撮影した。梅さんは主に街を行き交う人や働く人々にカメラを向け、一方の川島さんは福岡に暮らすように滞在を重ね、街に溶け込んで人や風景を写し取った。

本展は2021年8月31日に閉館を迎えるイムズと三菱地所アルティアムにとって、最後の創業記念日4月12日を飾る特別な展覧会だ。子どもから大人、そして著名人まで被写体の飾らない姿を絶妙な距離感とタイミングで切り取る共通点を持ちながら、全く異なる作風を見せる2人により、「いまの福岡」を浮かび上がらせる。

TENJIN MATSURI 梅佳代「天神さま」 川島小鳥「ピンクの光線」

会期 2021年3月20日 (土・祝) 〜5月16日 (日)
会場 三菱地所アルティアム
住所 福岡県福岡市中央区天神1-7-11 イムズ8F
時間 10:00〜20:00
休館日 4月20日 (火)
料金 一般400円、学生300円、高校生以下無料
問い合わせ 三菱地所アルティアム (TEL 092-733-2050)

 

 

〈文〉鬼沢幸江