若手写真家の刺激的な作品が並ぶ「2020年度ヤング・ポートフォリオ」展

「2020年度ヤング・ポートフォリオ」展が山梨・清里フォトアートミュージアムで始まった。会期は2021年6月13日まで。

2020年度ヤング・ポートフォリオ」展
苅部太郎 (日本、1988)《Saori》2016 © Taro Karibe

 

清里フォトアートミュージアムでは若い感性が作り出す表現に価値を見い出し、35歳以下の写真家の作品を世界から公募している。審査で選んだ写真は購入し、永久に収蔵される。

今回の審査員は都築響一さんと金村修さん、館長の細江英公さんで、海外6か国を含む18人による143点を決めた。シリコーン製のラブドールと生活を営む男性を撮影した苅部太郎さんや、デジタル時代ならではのビジュアルイメージを創造する大竹彩子さんら、刺激的な作品が並ぶ。

「2020年度ヤング・ポートフォリオ」展

会期 2021年3月20日 (土・祝) ~6月13日 (日)
会場 清里フォトアートミュージアム
住所 山梨県北杜市高根町清里3545-1222
時間 10:00~18:00 (入館は17:30まで)
休館日 火曜 (5月4日は開館)
料金 一般800円、学生600円、高校生以下無料
問い合わせ 清里フォトアートミュージアム (TEL 0551-48-5599)

 

 

〈文〉市井康延