写真の黎明期を生きた写真師たちへオマージュを捧げた 稲垣徳文写真展「鶏卵紙のパリ」

稲垣徳文さんの写真展「鶏卵紙のパリ」が、2021年3月23日より開催される。

稲垣徳文写真展「鶏卵紙のパリ」
© Norifumi Inagaki

 

100年前に写真家のウジェーヌ・アジェが撮影したパリの景色を、稲垣さんはアジェと同じ大型カメラで撮影。そして当時の写真技法、鶏卵紙にプリントした作品などを本展で展覧する。「これらの作品はウジェーヌ・アジェと写真の黎明期を生きた写真師たちへのオマージュでもある」と稲垣さん。

鶏卵紙は、19世紀中頃から20世紀初頭に用いられた技法で、セピア色の美しい発色が特長。稲垣さんは、多階調タイプのバライタ印画紙をしのぐ階調性があると話す。

稲垣徳文写真展「鶏卵紙のパリ」

会期 2021年3月23日 (火) 〜4月4日 (日)
会場 ギャラリー・ソラリス
住所 大阪市中央区南船場3-2-6 大阪農林会館B1F
時間 11:00〜19:00
休館日 月曜
料金 無料
問い合わせ ギャラリー・ソラリス (TEL 06-6251-8108)