夜行列車の郷愁を呼び覚ます 米屋こうじ写真展「夜汽車の刻」- 鉄道トークイベントも開催

米屋こうじさんの写真展「夜汽車の刻」が、2021年4月15日より開催される。

米屋こうじ写真展「夜汽車の刻」
© Koji Yoneya

 

米屋こうじさんは旅情、そして人の生活の中にある鉄道風景を求め、日本はもとより世界を旅している。特にアジアにおいては、25年間にわたって各国の鉄道を訪ね、乗客や旅の風景を撮影。書籍や写真展などで発表し、一つのジャンルを確立している。

本展では「夜汽車」をテーマに、ゼラチン・シルバー・プリント約15点を展示する。かつては出会いと別れや旅の象徴であった夜行列車の独特な存在感を捉え、旅情だけにとどまらず、郷愁や、闇を行く恐れまでも感じさせる作品だ。

また、会期中に噺家の古今亭駒治さんとスライドトークも行う。「乗り鉄」で旅好きの駒治師匠と、夜汽車の魅力を語り尽くす。

米屋こうじ写真展「夜汽車の刻」

会期 2021年4月15日 (木) 〜25日 (日)
会場 コミュニケーションギャラリーふげん社 2階Papyrusギャラリー
住所 東京都目黒区下目黒5-3-12
時間 12:00〜19:00 (土・日曜は18:00まで)
休館日 月曜
料金 無料
問い合わせ コミュニケーションギャラリーふげん社 (TEL 03-6264-3665)

古今亭駒治の鉄道落語会 第六回

日時 2021年4月24日 (土) 19:00開演
会場 コミュニケーションギャラリーふげん社
出演 古今亭駒治、米屋こうじ
料金 2,000円 (税込)
備考 ライブ配信あり (料金は会場観覧と同額)
申し込み WEBサイトより
https://fugensha.jp/events/210424komaji/

 

 

〈文〉鬼沢幸江