写真と木版で“見たことのないもの”を創り出す 清永安雄写真展「視点」

清永安雄さんの写真展「視点」が2021年5月11日から開催される。

清永安雄作品展「視点」
© Yasuo Kiyonaga

 

清永安雄さんは「見たことのないもの、それを創りたい」というテーマの下、作品制作を続けている。例えば、極限までピントを外すことで見えてくる新しい風景写真や、同じ場所で撮影した人物の写真を切り抜いて並べ、そこから醸し出される同一性を表現するなど、独自のコンセプトと手法による作品が特徴の一つだ。

「視点」と題された本展では、木版にペイントを施した上に写真プリントを組み合わせた新作7点を展示する。清永さんのユニークな着眼点と情熱的な想像力によって創り出された作品である。

清永安雄作品展「視点」

会期 2021年5月11日 (火) 〜6月13日 (日)
会場 京都写真美術館 ギャラリー・ジャパネスク
住所 京都市東山区堀池町374-2
時間 11:00〜18:00
休館日 5月17日 (月) ・5月31日 (月)
料金 無料
問い合わせ 京都写真美術館 ギャラリー・ジャパネスク(TEL 080-5988-7720)

 

 

〈文〉鬼沢幸江