東京駅への想いをつなぐ 小林真佐子写真展「拝啓 辰野金吾様 東京駅 さらなる100年へ」

小林真佐子さんの写真展「拝啓 辰野金吾様 東京駅 さらなる100年へ」が、2021年5月19日より開催される。

小林真佐子写真展「拝啓 辰野金吾様 東京駅 さらなる100年へ」

 

1914年に開業し、東京大空襲での一部焼失を経て2012年に丸の内駅舎が創建時の姿へ復原された東京駅。本展では、丸の内駅舎を設計した辰野金吾に宛てる手紙という形式を用いて、東京駅の継承や今なお活用されている文化遺産の文脈を掘り起こし、未来へ向けてメッセージを送る。

「東京駅の継承は、単に美術建築である建物を保存するだけでなく、それを建造した設計者、そして多くの職人たちの優れた技術、創建当時の日本を豊かにしたいという想い、保存・復原工事に携わった人々、そこで働く人々、そして訪れる人々の、たくさんの想いの継承です」と小林さん。日本の近代化の象徴でもある駅舎をゆっくり眺めてほしいと小林さんは語る。

小林真佐子写真展「拝啓 辰野金吾様 東京駅 さらなる100年へ」

会期 2021年5月19日 (水) ~30日 (日)
会場 72Gallery
住所 東京都中央区京橋3-6-6 エクスアートビル1F
時間 12:00〜19:00 (最終日は17:00まで)
休館日 月曜・火曜
料金 無料
問い合わせ 72Gallery (TEL 03-5524-6994)