日本リアリズム写真集団が主催する2021年 第46回「視点」全国公募写真展の高知展が、2021年6月29日まで開催される。
全国公募写真展・2021年「視点」の選考結果が決まった。上位3賞は、コロナ禍の今を捉えた写真が選ばれた。
応募は692名から1372作品が寄せられ、258作品を選考。視点賞の「パンデミック ─ 不安な町」は、見えないウイルスの存在におののく大阪の街の様子を捉えた作品。それに対し、奨励賞の「2021年20時過ぎ」(堀田純さん) は、東京の繁華街で過ごす人々の姿を写した。現実は光の当て方でさまざまな側面を見せる。
写真展は高知県立美術館のあと、名古屋・大阪・仙台・三重へ巡回予定 (東京展は終了)。
2021年 第46回「視点」全国公募写真展 第23回「視点」高知巡回展
会期 2021年6月24日 (水) ~29日 (日)
会場 高知県立美術館 県民ギャラリー
住所 高知県高知市高須353-2
時間 9:00〜17:00 (入館は閉館30分前まで 最終日は16:00まで)
休館日 会期中無休
料金 300円
問い合わせ 高知県立美術館 (TEL 088-866-8000)
〈文〉市井康延