伝統工芸と写真が融合、北斎の“冨嶽三十六景”を巡る織作峰子写真展「Hommage to Hokusai」

織作峰子さんの写真展「Hommage to Hokusai (オマージュ トゥ ホクサイ) 〜悠久の時を旅して〜」が、2021年7月21日から開催される。

織作峰子写真展「Hommage to Hokusai」~悠久の時を旅して~
Hommage to Hokusai © Mineko Orisaku

 

織作峰子さんは、日本の伝統工芸である箔を写真と融合させた作品を2017年に発表して以来、その制作を続けている。純金やプラチナ、銀、アルミ箔にインクジェットプリンターで紫外線硬化型 (UV) インクを吹き付けるという新たな写真表現だ。

本展では、葛飾北斎へのオマージュとして「冨嶽三十六景」の作品が描かれたポイントを巡って撮影した作品を展示する。日本人の心のふるさとであり、世界に誇る美しい富士山を、独自の感性と手法で表現している。

織作峰子写真展「Hommage to Hokusai (オマージュ トゥ ホクサイ) ~悠久の時を旅して~」

会期 2021年7月21日 (水) 〜8月19日 (木)
会場 富士フイルムフォトサロン東京 スペース3
住所 東京都港区赤坂9-7-3 東京ミッドタウン フジフイルム スクエア1F
時間 10:00〜19:00 (最終日は14:00まで、入館は終了10分前まで)
休館日 会期中無休
料金 無料
問い合わせ フジフイルム スクエア (TEL 03-6271-3350)

 

 

〈文〉鬼沢幸江