多くの表現者が題材にする富士山をテーマに、名画と写真を見比べる試みが行なわれる。フジフイルム スクエア企画写真展「日本人の魂・冨嶽今昔 (こんじゃく) 三十六景」〜北斎と4⼈の巨匠たち〜 だ。
葛飾北斎の名作「富嶽三十六景」から4点を選び、オリジナルを富士フイルムのラージフォーマットミラーレスカメラ「GFX100」で複写した。1億画素を超す高精細画像により、北斎の世界が銀プリントで描かれる。
出展写真家は富士山写真の先駆者である岡田紅陽をはじめ、白籏史朗、竹内敏信、大山行男の4氏。それぞれ8点を展示する。
富士フイルムフォトサロン東京 スペース3では、「冨嶽三十六景」が描かれたポイントを巡って撮影した織作峰子さんによる写真展「Hommage to Hokusai (オマージュ トゥ ホクサイ) ～悠久の時を旅して～」を開催。
フジフイルム スクエア企画写真展「日本人の魂・冨嶽今昔三十六景」～北斎と4人の巨匠たち～
会期 2021年7月21日 (水) 〜8月19日 (木)
会場 富士フイルムフォトサロン東京 スペース1・2・ミニギャラリー
住所 東京都港区赤坂9-7-3 東京ミッドタウン フジフイルム スクエア1F
時間 10:00〜19:00 (最終日は14:00まで、入館は終了10分前まで)
休館日 会期中無休
料金 無料
問い合わせ フジフイルム スクエア (TEL 03-6271-3350)
〈文〉市井康延