西野壮平×GOTO AKI写真展「写真家はどこから来てどこへ向かうのか ─ 世界を歩き、地球を変換する写真」が、2021年10月12日から開催される。
東京綜合写真専門学校の企画展として、西野壮平さんとGOTO AKIさんによる写真展を開催する。写真表現の提示を写真リテラシーの過去から未来へ継承するものと捉え、ストレートフォトグラフィーの蓄積と現代写真の前線を拮抗させ、写真が問うべきものを浮かび上がらせる。
西野壮平さんは、「IL Po」(イル・ポー) シリーズ (2019年) から、作品のエレメントであるスナップを含む約40点を展示。イタリアのポー川沿いを1か月間移動しながら撮影した記録を、記憶をもとに再構築した作品だ。
GOTO AKIさんは、海中と泥火山の動態に迫った新作と、「terra」シリーズ (2019年) から作品を展示。目に映る自然を、人が見立てた風景ではなく「地球の表情」として捉えているのが特徴である。
会場は、東京綜合写真専門学校の学内にあるギャラリーフォレスト。写真の歴史を継承しながら、今日的なヴィジュアル表現の強度を示す作家2人の写真展だ。
西野壮平×GOTO AKI写真展「写真家はどこから来てどこへ向かうのか ─ 世界を歩き、地球を変換する写真」
会期 2021年10月12日 (火) 〜11月20日 (土)
会場 東京綜合写真専門学校4F ギャラリーフォレスト
住所 神奈川県横浜市港北区箕輪町2-2-32
時間 11:00〜19:00 (土曜は17:30まで 最終日は16:00まで)
休館日 日曜・祝日
料金 無料
問い合わせ 東京綜合写真専門学校 (TEL 045-563-3077)
トークショー
2021年10月30日 (土) 14:00〜15:30、写真展会場にて。定員50名 (先着順)、参加無料。
〈文〉鬼沢幸江