東京の八重洲・日本橋・京橋を舞台に展開する屋外型フォトフェスティバル「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 2021」が2021年10月22日より開催される。
ここは歴史が潜むエリアであり、また今、大きく変貌を遂げつつある。そこを歩きながら、写真に出会う試みが「Tokyo Photographers Wall Magazine」展だ。開発中の仮囲いや公共空間などの壁面に写真と文章を展示。雑誌の一面のように配置され、参加者は変わりゆく街の空間とともに鑑賞する。出展作家は26名。それぞれに5名の写真評論家らがテキストを添える。
このほか3名のクリエーターが既存のイメージを拡張させる「都市の日常を広げる」展や、20名の写真家が捉えた東京の朝「TOKYO AM 7:30」展などを行なう。
また、オンライン上では国内14の美術大学、専門学校から選抜された約80名が出展する「T3 Student Project」を実施。外国人審査員4名が優秀者1名を選ぶ。
会期中、出展写真家とゲストによるトークショーも開講。さらに10月24日・30日・31日に東京スクエアガーデン1階貫通通路で「T3フォトマーケット」をオープン。写真家、ギャラリー、教育機関などが写真集、プリント作品などを販売する。
T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 2021
会期 2021年10月22日 (金) ~31日 (日)
会場 東京駅および東京駅の東側に広がるエリア 八重洲・日本橋・京橋9か所
料金 無料
主催 TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY
Tokyo Photographers Wall Magazine
会場 東京スクエアガーデン、新TODAビル計画仮囲い、東京建物八重洲ビル、72Gallery (屋外)
時間 終日
出展者
有元伸也、石川直樹、インベカヲリ★、オカダキサラ、岡部 文、尾仲浩二、サトウヒトミ、佐藤麻優子、澤田育久、高島空太、竹之内祐幸、築山礁太、鶴巻育子、野村佐紀子、濵本 奏、淵上裕太、藤岡亜弥、藤原香織、フジモリメグミ、水谷吉法、本山周平、山崎雄策、山谷佑介、山本佳代子、梁丞佑、リュウ・イカ
テキスト執筆者 打林 俊、、小髙美穂、きりたにりょうこ、タカザワケンジ、鳥原 学
T3 STUDENT PROJECT 2020受賞者展
会場 東京グランルーフ B1F・2F
時間 B1F 11:00〜21:30 / 2F 11:00〜19:00
出展者 金田剛、聶 澤文 / ネ タクブン
20名の写真家が捉えた東京の朝「TOKYO AM 7:30」
会場 72Gallery
時間 12:00〜19:00
出展者 浅田政志、在本彌生、石田真澄、市橋織江、植本一子、大林直行、かくたみほ、金本凛太朗、川島小鳥&谷川俊太郎、川原崎宣喜、清永洋、田尾沙織、中川正子、花房遼、馬場わかな、平野太呂、本城直季、松木宏祐、山本あゆみ、横浪修
VISIONS -持続可能な未来- from Sony World Photography Awards
会場 京橋第一生命ビルディング 1F (屋外)
時間 終日
出展作家 シモーネ・トラモンテ、ヴィト・フスコ
「都市の日常を広げる」展
会場 東京グランルーフ 2F
時間 11:00〜19:00
出展者 平松佑介、太田尚樹、小島幸代
T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO -DX-
会場 八重洲ブックセンター本店 1F
時間 10:00~20:00 (日・祝日は19:30まで)
T3 Student Project (オンライン)
T3フォトマーケット
日時 2021年10月24日 (日)・30日 (土)・31日 (日) 各日11:30〜17:30
会場 東京スクエアガーデン 1F貫通通路
J-カメラ ポップアップショップ 中古カメラバーゲン2021
日時 2021年10月30日 (土) 10:00〜20:00
会場 八重洲ブックセンター本店 8Fイベントスペース
〈文〉市井康延