シルクロードを列車で辿る 大木茂写真展「ぶらりユーラシア ─列車を乗り継ぎ大陸横断、72歳ひとり旅─」

大木茂さんの写真展「ぶらりユーラシア ─列車を乗り継ぎ大陸横断、72歳ひとり旅─」が、2021年11月11日から開催される。

大木茂写真展「ぶらりユーラシア ─列車を乗り継ぎ大陸横断、72歳ひとり旅−」

 

大木茂さんは半世紀にわたり、鉄道やスポーツ、ネイチャーなどさまざまな分野で撮影を行ってきた。実際にその地を訪れるからこそ理解できることがあると、大木さんは語る。この10年ほどはアジアを中心に旅を続けている。

今回は、ユーラシア大陸最東端の駅から最西端の駅まで、シルクロード沿いに何本もの列車を乗り継いで行った。庶民生活の中に入り、古代遺跡を訪ね、時空を超えた「文明紀行」となったという。コロナ禍となる2か月前までの、17か国・2万2000kmに及ぶ一人旅の作品を展示する。

大木茂写真展「ぶらりユーラシア ─列車を乗り継ぎ大陸横断、72歳ひとり旅─」

会期 2021年11月11日 (木) 〜29日 (月)
会場 オリンパスギャラリー東京
住所 東京都新宿区西新宿1-24-1 エステック情報ビルB1F オリンパスプラザ東京内
時間 10:00〜18:00 (最終日は15:00まで)
休館日 火曜・水曜・11月28日 (日)
料金 無料
問い合わせ オリンパスギャラリー東京 (TEL 03-5909-0190)

 

 

大木 茂 (Shigeru Ohki)

1947年、東京生まれ。高校、大学生時代に蒸気機関車を追いかけて日本各地を旅する。1972年、早稲田大学理工学部卒。主に週刊誌や月刊誌、書籍の写真ページを中心に、フリーランスで写真撮影を生業とする。著書に『やきものの里雑記帳』(朝日新聞社 1978年)、『ノスタルジックアイドル・二宮金次郎』(新宿書房 1989年)、『World Golf Resort』(平凡社、1990年)、『ヨーロッパの鉄道撮影ガイドブック』(弘済出版社 1999年)、『ヨーロッパ汽車の旅』(平凡社 2002年)、『写真集・汽罐車』(新宿書房 2011年)。

 

〈文〉鬼沢幸江