1万人を超える女性の扇情を撮り続けたカメラマンの“生前葬” 酒井よし彦写真展「死生有命×月緒展」

酒井よし彦さんの写真展「死生有命×月緒展」が、2021年11月15日から開催される。

酒井よし彦写真展「死生有命×月緒展」
© Yoshihiko Sakai

 

本展は、酒井よし彦さんの生誕50年、カメラマンとして10年の節目を記念した“生前葬個展”だ。タイトルは「死生有命」で、人の生き死には天命であり、人の力ではどうすることもできないという意味である。

扇情カメラマンの異名を持ち、延べ10,000人を超える女性を撮影してきた10年間を振り返る作品と、死生観をテーマに人気AV女優・神宮寺ナオさんをモデルに起用した作品や、七つの大罪をテーマにした作品など撮り下ろし作品を展示。さらに、4年間にわたり、SMショーモデルである緒月月緒さんのショーの模様を撮影した作品も同時に展示する。

酒井よし彦写真展「死生有命×月緒展」

会期 2021年11月15日 (月) 〜21日 (日)
会場 アート・ギャラリー CORSO (コルソ)
住所 東京都千代田区神田神保町3-1-6 日建ビル3F
時間 12:00〜19:00 (初日は14:00から、最終日は17:00まで)
休館日 会期中無休
料金 500円
備考 11月21日 (日) はビルの入口が旋錠されているため、入場の際は電話で連絡を。
問い合わせ アート・ギャラリー CORSO (TEL 03-3556-3636)

イベント

11月20日 (土) 15:00より「生前葬」、11月21日 (日) 16:00より「生誕祭」。両日とも緒月月緒さんのショーあり。

 

 

酒井よし彦 (Yoshihiko Sakai)

千葉県生まれ。バンドマン、ホスト、アウトローを経て40歳にしてカメラマンを始めるという型破りな人生がYouTube『街録ch』で人気を呼び、テレビ東京『じっくり聞いタロウ』、AbemaTV『給与明細』などにも出演。延べ10,000人を超える女性を撮影し、各媒体で作品を発表し続けている。女性を専門に撮影することから「扇情カメラマン」の異名を持つ。

 

〈文〉鬼沢幸江