1人のパラアスリート選手を写真家2人の視点で追った ハービー・山口×鳥飼祥恵写真展「パラアスリートの肖像」

ハービー・山口×鳥飼祥恵写真展「パラアスリートの肖像」が、2021年12月11日から富山県のミュゼふくおかカメラ館において開催される。

ハービー・山口×鳥飼祥恵写真展「パラアスリートの肖像」

 

スポーツの楽しさや人間の持つ可能性を世界に示してくれた東京2020パラリンピック。選手たちのひたむきな姿は、私たちに多くの感動をもたらしてくれた。

本展では、ハービー・山口さんと鳥飼祥恵さんが、パワーリフティングの山本恵理選手を写し取った作品を展示する。「笑顔と日常」、そして「挑戦と記録」と、各々の視点で見つめたフォトドキュメントだ。

ハービー・山口×鳥飼祥恵写真展「パラアスリートの肖像」

ハービー・山口×鳥飼祥恵写真展「パラアスリートの肖像」

会期 2021年12月11日 (土) 〜2022年2月27日 (日)
会場 ミュゼふくおかカメラ館
住所 富山県高岡市福岡町福岡新559
時間 9:00~17:00 (入館は16:30まで)
休館日 月曜 (祝日の場合は翌日休館)、12月29日〜1月3日、1月11日〜12日
入場料 一般500円、高校・大学生300円、中学生以下無料 (土日・祝日は高校生無料)
問い合わせ ミュゼふくおかカメラ館(TEL 0766-64-0550)

 

ハービー・山口

ハービー・山口 (Herbie Yamaguchi)

1950年生まれ、東京都出身。1973年より10年間イギリスで過ごす。劇団の役者を経験する一方で、本場のパンクロックなどに刺激を受けて撮影した活力あるロンドンの写真が高く評価された。長きにわたり「人間の希望」をテーマとしてポートレートを撮影し続けている。また、エッセイ執筆、ラジオパーソナリティーなど幅広く活動中。2011年度日本写真協会賞作家賞受賞。
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鳥飼祥恵

鳥飼祥恵 (Sachie Torikai)

1982年生まれ、富山県出身。ヒューマンストーリー、スポーツを撮影。2008年、25歳で上京。会社員をしながら都内の写真学校で勉強した後、2012年にフリーランスとして活動開始。スポーツ写真塾「水谷塾」で2年間学び、2014年に修了。2015年『amputee boy 〜けんちゃん〜』が第11回名取洋之助写真賞受賞。2019年、北日本新聞芸術選奨受賞。
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〈文〉鬼沢幸江