時代の波をくぐり抜けた“五百羅漢像”修復の取り組みを伝える「五百羅漢修復 祈りの継承」展

「五百羅漢修復 祈りの継承」展が、2021年12月21日より開催される。

「五百羅漢修復 祈りの継承」展

■展示作品ギャラリー

 

江戸時代の仏師・松雲元慶が彫刻した「五百羅漢像」は、度重なる天災や人災を奇跡的に免れ、305体が天恩山五百羅漢寺に現存している。東京都の重要文化財にも指定されているこの貴重な像を後世に伝えるべく修復に取り組む修復家・長井武志さんの姿を、写真家の千代田路子さんが記録した。

本展は、千代田さんの写真作品を中心に、修復家の言葉を伝える松山瑞樹さんのインタビュー映像、そして長井武志さんの講演会で構成。羅漢像の修復を紹介し、文化財継承の重要性を伝える。

「五百羅漢修復 祈りの継承」展

会期 2021年12月21日 (火) ~26日 (日)
会場 JCIIクラブ25
住所 東京都千代田区一番町25 JCIIビル地下1階
時間 10:00〜18:00
休館日 会期中無休
入場料 無料
問い合わせ JCIIクラブ25 (TEL 03-3261-0300)

 

 

千代田路子 (Michiko Chiyoda)

大学ではグラフィックデザインを専攻、同時に写真を学ぶ。卒業後は広告代理店にデザイナーとして就職。その後、光学メーカーの広報宣伝部門への転職を機に、本格的に写真による作品づくりを始める。個展やグループ展を通じて国内外で作品を発表。伝統芸能やアーティストの活動記録も行っている。
→ WEBサイト