都会の小さな命を見つめた“動物ドキュメンタリー” 原啓義写真展「まちのねにすむ」

第46回 (2021年度) 伊奈信男賞を受賞した原 啓義さんの写真展「まちのねにすむ」が、2022年3月22日から開催される。

原啓義写真展「まちのねにすむ」

 

都会に生きるネズミたちは、どんな暮らしをしているのか。原 啓義さんは、ふとした拍子に目にするネズミに関心を持ち、彼らを求めて東京の街を歩き続けた。オリンピックを控えた2020年には都心の浄化が進み、いくつかの街からネズミがいなくなったという。

今回の写真展「まちのねにすむ」は、第46回 (2021年度) 伊奈信男賞の受賞作品展として開催される。紛れもない“動物のドキュメンタリー”と評された本作は、必死に自らの生を全うする姿を彼らの目線で見つめた作品である。

第46回 (2021年度) 伊奈信男賞 : 原啓義写真展「まちのねにすむ」

会期 2022年3月22日 (火) 〜4月4日 (月)
会場 ニコンサロン
住所 東京都新宿区西新宿1-6-1 新宿エルタワー28F ニコンプラザ東京内
時間 10:30~18:30 (最終日は15:00まで)
休館日 日曜
入場料 無料
問い合わせ ニコンサロン (TEL 0570-02-8080)

 

 

〈文〉鬼沢幸江