土屋勝義さんの写真展「東京橋美人」が、2022年3月22日から開催される。
東京オリンピック・パラリンピックが延期となった2020年、隅田川にかかる10か所の橋がブルーにライトアップされた。それは、世界的パンデミックとなったコロナの感染者対応に勤しむ医療従事者を応援するためのものだった。そして2021年夏、橋は5色に彩られた。
土屋勝義さんは、そのライトアップされた橋を舞台に、モデルを写し取った。写真は思い出を作る大切なツールであり、彼女たちがこの時代に生きた証となる。記憶、記録、希望といった思いを込めて、「夜桜美人」に続く「橋美人」シリーズの作品を発表する。
土屋勝義写真展「東京橋美人」
会期 2022年3月22日 (火) 〜26日 (土)
会場 ピクトリコ ショップ＆ギャラリー
住所 東京都墨田区横網1-2-16 東誠ビル5F
時間 11:00〜18:00
休館日 会期中無休
入場料 無料
問い合わせ ピクトリコ ショップ＆ギャラリー (TEL 03-6658-5823)
土屋勝義 (Katsuyoshi Tsuchiya)
1963年、東京・築地生まれ。1981年に明治大学付属中野高校を卒業後、東京工芸大学短期大学 (旧写大) に入学。1983年に六本木スタジオを経て篠山紀信事務所に入社し篠山紀信氏に師事する。1989年に独立し、雑誌・広告などでタレント、アーティストのポートレート撮影を手がける。2006年より『CAPA』の表紙撮影を担当し、現在も継続中。キヤノンEOS学園東京校講師。
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〈文〉鬼沢幸江