日本人初のWPPIマスター・フォトグラファー 故島永幸写真展「My Work, My Life.」

故島永幸さんの写真展「My Work, My Life.」が、2022年3月30日から開催される。

故島永幸写真展「My Work, My Life.」

 

故島永幸さんは独学で写真を学び、40歳で会社員から写真館のオーナーに転身した。いつの間にか「写真館の写真」の固定観念にとらわれていたというが、ある日、アメリカの写真団体であるWPPI (Wedding and Portrait Photographers International) のフォトコンテストと出会って一変した。そこに集められたアート作品に感銘を受け、2017年から同コンテストへの挑戦を始めたのだ。そして2022年、故島さんはついに世界的に権威あるWPPIマスター・フォトグラファーの称号を日本人として初めて獲得した。

本展はこれを記念したもので、入賞作品約50点を展示する。仕事として撮影した“My Work”と、少年のころのように想像力を働かせて創り上げた作品、まさに故島さんの人生観を表した“My Life”である。

故島永幸写真展「My Work, My Life.」

会期 2022年3月30日 (水) 〜5月17日 (火)
会場 キヤノンオープンギャラリー1
住所 東京都港区港南2-16-6 キヤノンSタワー2F
時間 10:00〜17:30 (最終日は16:30まで)
休館日 日曜・祝日
入場料 無料
問い合わせ キヤノンギャラリーS (TEL 03-6719-9021)

 

 

故島永幸 (Nagayuki Kojima)

1967年、徳島県生まれ。子どもを記録するために29歳でカメラを手にする。独学で写真を学び、2007年に株式会社フォトアート・コジマを設立。レタッチャーとしても国内はもとより海外からも依頼を受け、手がけた作品の多くが高い評価を得ている。EIZO ColorEdge Global Ambassador、WPPI Master Photographer (アメリカ)、WPE Judge, Master photographer (フランス)、EPA Double Master (イタリア)、Asia WPA Photographers of the year 2019〜2021 (香港)。
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〈文〉鬼沢幸江