写真から音楽が聞こえてきそう! 音楽好きも必見の平間至写真展「すべては、音楽のおかげ」

美術館「えき」KYOTOは、平間至さんの写真展「すべては、音楽のおかげ Thank you for the photographs!」を開く。会期は2022年4月2日から5月8日。

平間至写真展「すべては、音楽のおかげ Thank you for the photographs!」
2021年 © Itaru Hirama

■展示作品ギャラリー

 

平間さんはモータードライブでフィルムカメラを連写させ、自身も動きながらミュージシャンや俳優などを捉えた。タワーレコードの「NO MUSIC, NO LIFE.」キャンペーンなどでも数多くのアーティストたちを撮影している。

一転してモノクロームで舞踊家・田中泯さんの〈場踊り〉を追い続けたシリーズや、2015年から始めた平間写真館TOKYOでの肖像写真など、約200点を本展で出品する。独特な世界観と、その変遷が堪能できる。

平間至写真展「すべては、音楽のおかげ Thank you for the photographs!」

会期 2022年4月2日 (土) ~5月8日 (日)
会場 美術館「えき」KYOTO
住所 京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 ジェイアール京都伊勢丹7F隣接
時間 10:00〜19:30(入館は閉館30分前まで)
休館日 会期中無休
入場料 一般900円 高大生700円 小中学生500円
問い合わせ ジェイアール京都伊勢丹(TEL 075-352-1111)

 

 

平間 至 (Itaru Hirama)

1963年、宮城県塩竈市生まれ。日本大学芸術学部写真学科を卒業後、写真家・イジマカオル氏に師事。躍動感のある人物撮影で今までにないスタイルを打ち出し、写真から音楽が聞こえてくるような作品により、多くのミュージシャン撮影を手掛ける。2006年よりゼラチンシルバーセッッションに参加、2008年より「塩竈フォトフェスティバル」を企画・プロデュース。2009年にレンタル暗室&ギャラリー「PIPPO」をオープンするなど、フィルム写真の普及活動を行っている。2012年より塩竈にて、音楽フェスティバル「GAMA ROCK」を主催。
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〈文〉市井康延