竹下光士さんの写真展「GEOSCAPE MTL 中央構造線」が、2022年4月5日より開催される。
九州から関東までを縦断する大断層「中央構造線」をテーマに、地形の美術的表現を追求した写真展。メインとなる作品は、長野県大鹿村にある中央構造線が地表に現れた崖を、リアルさを求めて50カットに分けて撮影したものだ。
また、中央構造線を境に、列島の北側に分布する花崗岩、その南側に広がる結晶片岩からなる地形写真も展示。こちらは、地質的に日本列島を分断する中央構造線を心象風景としてイメージ化した。正確性にこだわった崖の分割写真との対比も楽しめる。長い年月をかけて形作られた大地のダイナミズムが、壮大なスケールで迫る。
竹下光士写真展「GEOSCAPE MTL 中央構造線」
＜東京＞
会期 2022年4月5日 (火) ～18日 (月)
会場 ニコンプラザ東京 THE GALLERY
住所 東京都新宿区西新宿1-6-1 新宿エルタワー28F
時間 10:30〜18:30 (最終日は15:00まで)
休館日 日曜
入場料 無料
問い合わせ THE GALLERY (TEL 0570-02-8080)
＜大阪＞
会期 2022年5月6日 (金) ～18日 (水)
会場 ニコンプラザ大阪 THE GALLERY
住所 大阪市中央区博労町3-5-1 御堂筋グランタワー17F
時間 10:30〜18:30 (最終日は15:00まで)
休館日 日曜
入場料 無料
問い合わせ THE GALLERY (TEL 0570-02-8080)
竹下光士 (Mitsushi Takeshita)
1965年、京都市生まれ。1989年、武蔵野美術大学油絵学科卒業。2016年、活動タイトルを「GEOSCAPE」とし地形撮影を開始。2020年、日本国内の地形をテーマとしたガイド＆写真集「GEOSCAPE JAPAN」(山と渓谷社)を出版。現在、京都市在住。日本自然科学写真協会会員、ニコンカレッジ講師、クラブツーリズム講師。