飛行機への想いを臨場感たっぷりに伝える 松井一記写真展「飛行千景」

富士フイルムフォトサロン東京による若手写真家応援プロジェクト「写真家たちの新しい物語」の公募展として、松井一記さんの写真展「飛行千景」が2022年4月29日から開催される。

松井一記写真展「飛行千景」

■展示作品ギャラリー

 

松井一記さんは、飛行機とその周囲の風景や人々が生み出す情景を撮影し続けている。「飛行機という乗り物には、私たちを惹きつける何かがあるのだろうか」と松井さんは語り、その心を揺さぶる何かを探し求めて、飛行機への想いを写真で表現してきた。

空を走り、海を渡り、山を滑る飛行機、そこに集う人々。本展では、それらを写し取った詩情あふれる飛行機写真を展示する。作品は美しい銀塩プリントで、臨場感をたっぷりと味わえるものに仕上げた。写真展を通じて、松井さんが感じた“ワクワク”を伝える。

松井一記写真展「飛行千景」−飛行機の織りなす幾千もの情景−

会期 2022年4月29日 (金・祝) ~5月12日 (木)
会場 富士フイルムフォトサロン東京 スペース2
住所 東京都港区赤坂9-7-3 東京ミッドタウン・ウェスト1F フジフイルム スクエア内
時間 10:00〜19:00 (最終日は16:00まで、入館は終了10分前まで)
休館日 会期中無休
入場料 無料
問い合わせ フジフイルム スクエア (TEL 03-6271-3350)

 

 

松井一記

松井一記 (Kazuki Matsui)

1979年、千葉県生まれ。日本大学大学院理工学研究科精密機械工学専攻修了。経済産業省入省、原子力規制庁に所属。普段は公務員として働きながら、飛行機とその周囲の風景や人々が織りなす情景を撮影している。

 

〈文〉鬼沢幸江