魚返一真さんの写真展「エロティック・ジャポン」が、2022年5月6日より開催される。
■展示作品ギャラリー
「僕は日本人で、そうでなかった瞬間は1秒もない。そして僕が撮った写真には日本人の女の子が当然のように写っている」と魚返さん。それらの写真は世界を浮遊し、日本文化を研究する2人のフランス人のもとへたどり着いた。
その2人とは、2016年にフランスで魚返さんの写真集『MOSO』を出版した出版社の代表であるダミアン・サンさんと、2019年にドイツで出版された魚返さんの写真集『SWEET MAIDS HOT DREAMS』に解説文を寄稿した人類学者 / ジャーナリストのアニエス・ジアールさんだ。
魚返さんは、自身の写真について書かれた彼らの文章を「KAZUMAの写真はとても日本的である」と解釈。やがて、2人が文章の中で書いた日本が真実の日本だと考えるようになったという。
魚返さんはこの出会いを機に、女性を通して自分の内面にある“日本”を撮影。本展ではその一部を紹介する。
38th 魚返一真写真展「エロティック・ジャポン」
会期 2022年5月6日 (金) 〜15日 (日)
会場 神保町画廊
住所 東京都千代田区神田神保町1-41-7 安野ビル1F
時間 13:00〜19:00
休館日 会期中無休
入場料 無料
問い合わせ 神保町画廊(TEL 03-3295-1160)
魚返一真 (Kazuma Ogaeri)
1955年、大分県生まれ。雑誌、広告などで著名人のポートレートやファッション写真を撮るかたわら、妄想写真家として一般女性をモデルに独自の世界を創り続けている。個展開催多数。主な写真集に『Limit』『CINEMA GIRL』『妄想カメラ』(いずれもCLIFF)、『Limit 2nd』『妄想サロン』『鉄道と彼女』(いずれもぶんか社) など。
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