「PHOTOGRAPHERS’ ETERNAL COLLECTION展」が、2022年5月24日より開催される。
■展示作品ギャラリー
第一線で活躍する写真家たちが捉えた美しい瞬間を、美しいままに保存し、時を超えて分かち合うため、キヤノンマーケティングジャパンが手がける写真集プロジェクト「PHOTOGRAPHERS’ ETERNAL COLLECTION」。オフセット印刷よりも高品質なキヤノンの業務用インクジェットフォトプリンター「DreamLabo 5000」で印刷され、これまでにルーク・オザワさん、福田幸広さん、中西敏貴さんの写真集が発行されている。それらの写真集に使われている高精細なプリントを、額装して展示する写真展がNine Galleryで開催される。
会場では写真集のサンプルを手に取って見ることができ、額装作品は購入も可能だ。また、これから販売を開始する写真集からも数点の作品を展示する。「PHOTOGRAPHERS’ ETERNAL COLLECTION」が気になっている人や、各写真家のファンには、写真集の実物を手にできる絶好の機会だ。著者も来場予定。
■出展写真家
ルーク・オザワ、福田幸広、中西敏貴 ほか
PHOTOGRAPHERS’ ETERNAL COLLECTION展
会期 2022年5月24日 (火) 〜29日 (日)
会場 Nine Gallery (ナインギャラリー)
住所 東京都港区北青山2-10-22 谷・荒井ビル1F
時間 10:00〜19:00 (最終日は17:00まで)
休館日 会期中無休
入場料 無料
ルーク・オザワ (Luke Ozawa)
1959年、東京都生まれ。ヒコーキと向き合い49年、風景とヒコーキをシンクロさせた画づくりに定評があり、美しき光と色彩溢れる日本の四季折々の空と対峙する傍ら、海外の空の撮影も行う。カレンダー撮影、ラジオ、テレビ、各種セミナーなど幅広く活躍。写真集『JETLINER』シリーズなど著書多数。
福田幸広 (Yukihiro Fukuda)
1965年、東京生まれ。日本大学農獣医学部卒。イギリスBBC Wildlife Photographer of the Year 2014 両生爬虫類部門ファイナリスト作家。高校1年の時、タンチョウに憧れ北海道の地を訪れたことがきっかけで写真家の道を志す。「山もいいけど、海もいい」をモットーに、海でも山でも分け隔てなく自分の撮影したいものがあればそこへ行き、時間をかけて撮影を楽しんでいる。現在は「動物たちの幸せの瞬間」を大きなテーマに1年のうち300日以上をフィールドで過ごしている。写真集・写真絵本など著書多数。
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中西敏貴 (Toshiki Nakanishi)
1989年頃から北海道へと通い続け、2012年に撮影拠点である美瑛町へ移住。そこに住まう者としての視点を重視し、農の風景とそこに暮らす人々をモチーフに作品制作を行ってきた。現在は大雪山とその麓に広がる原生林にも意識を広げ、人と自然との関わりを写真によって描き出す作業を続けている。写真集に『ORDINARY』『Design』『FARMLANDSCAPE』『カムイ』など多数。
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〈文〉高橋佐智子