25年間のモンゴル撮影旅で出会った“乗り物”に着目した 清水哲朗写真展「轍」

清水哲朗さんの写真展「轍 (わだち)」が、2022年6月1日から開催される。

清水哲朗写真展「轍」

■展示作品ギャラリー

 

1997年から、清水さんは現地で四輪駆動車「UAZ-452」をチャーターし、運転手も雇いながらモンゴル取材を続けてきた。旅の道中では、共産主義時代から活躍する丸目の自家用車やクラシカルなトラック、また動物を使った引っ越しなど、さまざまな手段で「移動する人々」をまのあたりにしてきた。そうした風景が今では懐かしく思えるほど、この25年でモンゴルも近代化したという。

今回の写真展では、「乗り物」を切り口としてモンゴルという土地と自身の旅を振り返る。また会場では私家版写真集『轍』も販売する。

清水哲朗写真展「轍」

会期 2022年6月1日 (水) ~13日 (月)
会場 CO-CO PHOTO SALON (ココフォトサロン)
住所 東京都中央区銀座3-11-14 ルート銀座ビル4F
時間 11:00〜18:30 (最終日は17:00まで)
休館日 日曜
入場料 無料
問い合わせ CO-CO PHOTO SALON (TEL 03-3542-7110)

 

 

清水哲朗

清水哲朗 (Testuro Shimizu)

1975年神奈川県横浜市生まれ。23歳でフリーランスに。独自の視点で自然風景からスナップ、ドキュメントまで幅広く撮影。ライフワークとしているモンゴルには1997年より50回以上訪問。個展多数開催。
→ WEBサイト
→Twitter

 

〈文〉高橋佐智子