岩合光昭さんの写真展「PANTANAL パンタナール 清流がつむぐ動物たちの大湿原」東京展が、2022年6月4日より東京都写真美術館で開催される。
■展示作品ギャラリー
パンタナールは南米にある世界最大級の湿原で、多彩な野生動物が生息する。そこに住む多種多様な生き物たちを撮影した。
昨今は猫写真家として大人気だが、岩合さんの本来のフィールドは野生動物たちが住む世界にある。アラスカ、アフリカ、ガラパゴス諸島などを旅してきたが、この地の手つかずの自然には深く魅了された。半年は雨季で水に浸かり、乾季には草原に変わる。野生動物にとっては楽園であり、岩合さんはその活き活きとした姿を収めた。展示は約100点。
会期中の6月25日には、岩合さんのトークショーも開催される。
岩合光昭写真展「PANTANAL パンタナール 清流がつむぐ動物たちの大湿原」東京展
会期 2022年6月4日 (土) ~7月10日 (日)
会場 東京都写真美術館 B1F展示室
住所 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
時間 10:00〜18:00 (木・金曜は20:00まで、入館は閉館30分前まで)
休館日 月曜
入場料 一般800円、学生640円、中高生・65歳以上400円
問い合わせ 東京都写真美術館 (TEL 03-3280-0099)
オンライン予約
https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-4319.html
岩合光昭スペシャルトーク
日時 2022年6月25日 (土) ①11:00~ ②14:00~
会場 東京都写真美術館 1階ホール
定員 各回 先着150名
参加費 無料
参加方法 当日10:00より1階総合受付にて整理券を配布
岩合光昭サイン会
スペシャルトーク終了後に開催。会場での写真集購入者が対象。
岩合光昭 (Mitsuaki Iwago)
1950年、東京生まれ。動物写真のパイオニア的存在である父・岩合徳光の助手としてガラパゴス諸島を訪れたことがきっかけとなり、動物写真家を志す。世界各地の野生動物のみならず、ネコやイヌなどの身近な動物まで幅広い被写体を追い続けている。1982年から1984年までタンザニアのセレンゲティ国立公園に滞在。そのときの作品をまとめた写真集『おきて』は英語版が15万部を超えるなど世界中でベストセラーとなる。日本人として初めて『ナショナルジオグラフィック』誌の表紙を2度飾る。2012年、NHK BSプレミアムで『岩合光昭の世界ネコ歩き』がスタート。映画「ねことじいちゃん」(2019年)、「劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族」(2021年) で監督をつとめる。
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〈文〉市井康延