カメラは楽器! 音楽と写真への感謝を込めた“アー写”と“エー写”「写真家・平間至の両A面」展

平間至さんの写真展「写真家・平間至の両A面」が、2022年6月10日から開催される。

写真家・平間至の両A面

■展示作品ギャラリー

 

数多くのアーティスト写真を撮影し、“音楽が聴こえてくるような躍動感あるポートレート”で写真界に新しいスタイルを打ち出したと評価される平間至さん。宮城県塩竈市に祖父が開業した写真館の三代目として生まれた平間さんにとって、さまざまなメディア掲載のために撮影したアーティストたちの写真と、東日本大震災後の2015年に東京で開業した平間写真館TOKYOでの活動は、どちらもが欠かせない「両A面」といえる。

本展では、その「両A面」の作品を一堂に集めた。30年以上にわたって撮影してきた膨大な写真から精選した約100組のアーティスト写真 (アー写) と、平間写真館TOKYOで撮影した約60組の営業写真館の写真 (エー写) を、音楽と写真への感謝を込めて展示する。「僕にとってカメラは楽器!」という平間さんならではの写真展だ。

「写真家・平間至の両A面」~アー写 (アーティストの写真) / エー写 (営業写真館の写真) ~

会期 2022年6月10日 (金) ~30日 (木)
会場 富士フイルムフォトサロン東京 スペース1・2・ミニギャラリー
住所 東京都港区赤坂9-7-3 東京ミッドタウン・ウェスト1F フジフイルム スクエア内
時間 10:00〜19:00 (最終日は14:00まで、入館は終了10分前まで)
休館日 会期中無休
入場料 無料
問い合わせ フジフイルム スクエア (TEL 03-6271-3350)

 


 

平間至
2021年 © Itaru Hirama

平間 至 (Itaru Hirama)

1963年、宮城県塩竈市生まれ。日本大学芸術学部写真学科を卒業後、写真家・伊島薫氏に師事。1996年からタワーレコード「NO MUSIC, NO LIFE.」のキャンペーンポスターをはじめ、多くのミュージシャンの撮影を手がける。2006年よりゼラチンシルバーセッションに参加。2008年より「塩竈フォトフェスティバル」を企画・プロデュース。2012年より塩竈にて、音楽フェスティバル「GAMA ROCK FES」を主宰。2015年1月、東京・世田谷の三宿に平間写真館TOKYOをオープン。
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〈文〉鬼沢幸江