吉永陽一さんの写真展「空鉄 旅情」が、2022年6月17日から開催される。
「空撮鉄道写真」を撮影して約15年。吉永陽一さんは2011年の初個展「空鉄 (そらてつ)」を皮切りに、独自の鉄道写真を切り開き、個展や書籍で作品を発表してきた。吉永さんにとって「空鉄」はライフワークの一つとなっている。
今回の写真展は、吉永さんの新刊『空鉄 空撮鉄道旅情』(天夢人) の刊行記念展として開催される。“旅情”にフォーカスしたシリーズで、本書より15点余りを展示。ノスタルジックなローカル線や、機関車、悠久の時を感じさせる古墳や城と列車が織りなす風景など、旅のロマンあふれる空鉄を楽しめる内容となっている。
『空鉄 空撮鉄道旅情』は会場でも販売。会期中は、吉永さんが在廊する。
『空鉄 空撮鉄道旅情』刊行記念 吉永陽一写真展「空鉄 旅情」
会期 2022年6月17日 (金) 〜26日 (日)
会場 Papyrusギャラリー
住所 東京都目黒区下目黒5-3-12 ふげん社2F
時間 12:00〜19:00 (土日は18:00まで)
休館日 6月20日 (月) 〜22日 (水)
料金 無料
問い合わせ ふげん社 (TEL 03-6264-3665)
吉永陽一 (Yoichi Yoshinaga)
1977年、東京都生まれ。大阪芸術大学写真学科卒業後、建築模型製作会社スタッフを経て空撮会社へ。フリーランスとして空撮のキャリアを積む。約15年前から鉄道空撮に取り組み、2011年の初個展「空鉄 (そらてつ)」を皮切りに、個展や書籍などで数々の鉄道空撮写真を発表。そのほか、旅や鉄道情景、廃墟の撮影にも取り組んでいる。2021年10月『空鉄 諸国鉄道空撮記』、2022年6月『空鉄 空撮鉄道旅情』(いずれも天夢人) を刊行。日本写真家協会正会員、日本鉄道写真作家協会正会員。
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〈文〉鬼沢幸江