なぜ走るのか? “走るお坊さん”をカメラで追った鹿野貴司写真展「煩悩の欠片を燃やして菩提の山へ走れ」

鹿野貴司さんの写真展「煩悩の欠片を燃やして菩提の山へ走れ」が、2022年6月25日より開催される。

鹿野貴司写真展「煩悩の欠片を燃やして菩提の山へ走れ」

 

「走るお坊さん」として知られる身延山武井坊・小松祐嗣住職は2021年6月、日蓮聖人生誕800年の節目としてその足跡を辿る旅に出た。生誕の地・千葉県鴨川市の誕生寺から、その御霊が眠り、また自身が暮らす身延山まで、19の寺社を参詣しながら375kmを走り抜けた。その行程は、コロナ禍の中で僧侶として誰を救えるのか、ランナーとして何ができるのか、自らに問いかけるような5日間だったという。

鹿野さんは、その挑戦をカメラで追い続けた。小松さんの姿を通して、僧侶としての生きざまを伝える。

鹿野貴司写真展「煩悩の欠片を燃やして菩提の山へ走れ」

会期 2022年6月25日 (土) 〜7月3日 (日)
会場 Nine Gallery (ナインギャラリー)
住所 東京都港区北青山2-10-22 谷・荒井ビル1F
時間 10:00〜19:00 (最終日は17:00まで)
休館日 会期中無休
入場料 無料

トークイベント&映画「巡礼走 〜その走りは誰を救うのか」上映

日時 2022年6月25日 (土) 15:00〜17:00
会場 Glocal Point Aoyama
出演 鹿野貴司、小松祐嗣 (身延山武井坊住職)
参加費 無料
予約 https://peatix.com/event/3278272

※当日空席がある場合のみ予約なしで参加可。

 

 

鹿野貴司 (Takashi Shikano)

1974年、東京都生まれ、多摩美術大学映像コース卒業。さまざまな職業を経て、フリーランスの写真家に。広告や雑誌の撮影を手掛けるかたわら、精力的にドキュメンタリーなどの作品を発表。2020~2021年はコロナ禍の中、6つの写真展を開催した。写真集に『山梨県早川町 日本一小さな町の写真館』(平凡社) など。 公益社団法人日本写真家協会会員。
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