上森清二さんの報道写真展「私の写真年表、昭和・平成・令和」が、2022年7月14日から開催される。
上森清二さんは長年にわたり、フリーランスとして取材・撮影を行ってきた。昭和51年からは週刊文春のグラビア班、平成10年からは週刊新潮のグラビア班で取材、さらに平成14年からは新潮社のIDで国会担当となり、院内を中心に与野党の政治家や衆参本会議・各委員会などの撮影を令和元年まで続けた。そのほか、総合週刊誌・月刊誌などにも写真を掲載している。
本展では、昭和・平成・令和の人物、事件、風景など、各週刊誌が部数を競い合っていた時代のモノクロ写真78点を展示する。総合週刊誌の「中吊り広告」が電車内からなくなり、週刊誌や新聞を読みふける乗客の姿もほとんど見られなくなった今、写真から当時の空気や匂いを感じ取ってほしいと、上森さんは語っている。
上森清二報道写真展「私の写真年表、昭和・平成・令和」
会期 2022年7月14日 (木) 〜25日 (月)
会場 OM SYSTEM GALLERY
住所 東京都新宿区西新宿1-24-1 エステック情報ビルB1F OM SYSTEM PLAZA内
時間 10:00〜18:00 (最終日は15:00まで)
休館日 火曜・水曜
入場料 無料
問い合わせ OM SYSTEM GALLERY (TEL 03-5909-0190)
上森清二
昭和24年、埼玉県生まれ。昭和46年、法政大学経済学部卒業。フリーランスとして昭和51年から平成9年まで週刊文春のグラビア班、平成10年から令和元年まで週刊新潮のグラビア班で取材・撮影。平成14年、新潮社のIDで国会記者証を習得し国会担当を始める。院内を中心に与野党の政治家や衆参本会議・各委員会等の撮影を令和元年末まで続ける。そのほか、総合週刊誌・月刊誌などにも写真を掲載。平成29年に「都知事の悦び」で第37回日本雑誌写真記者協会賞を受賞。
〈文〉鬼沢幸江