なんでこんな模様や形なの? 昆虫たちの擬態を見破れ! 海野和男写真展「ダマして生き延びる 昆虫の擬態」

科学技術館の夏休み企画展として、海野和男さんの昆虫写真展「ダマして生き延びる 昆虫の擬態」が、2022年7月21日から開催される。

海野和男昆虫写真展「ダマして生き延びる 昆虫の擬態」
メダマヤママユ

■展示作品ギャラリー

 

昆虫写真の第一人者、海野和男さんは「擬態」をテーマとした取材をライフワークの一つとしている。本展では、数十年にわたって世界各地で撮影した写真の中から33点の大型写真パネルを展示する。

また、会場では海野さん自身の編集・ナレーションによる動画も上映。擬態によって生き延びようとする昆虫たちの驚くべき“生存戦略”を通じて、生命の不思議・面白さを知ることができる写真展だ。

海野和男昆虫写真展「ダマして生き延びる 昆虫の擬態」

会期 2022年7月21日 (木) 〜8月30日 (火)
会場 科学技術館 4階G棟サイエンスギャラリー、5階H棟イベントスペース
住所 東京都千代田区北の丸公園2-1
時間 10:00〜16:50 (入館は16:00まで)
休館日 会期中無休
入館料 大人 880円、中高生 500円、65歳以上 (要身分証) 790円、子ども (4歳以上) 400円
問い合わせ 科学技術館 (TEL 03-3212-8544)
入館予約 入館にはWEBサイトより事前予約が必要
https://www.jsf.or.jp/info/information/1888/

 

 

海野和男

海野和男 (Unno Kazuo)

1947年、東京生まれ、小学生時代より昆虫と写真に興味を持ち東京農工大学で昆虫行動学を学んだあと、フリーの昆虫写真家として活躍。主なフィールドは長野県小諸市とマレーシア。熱帯雨林の昆虫,特に擬態に興味を持ちライフワークとしている。写真集「昆虫の擬態」で1994年日本写真協会賞を受賞。子ども向けの書籍を中心に150冊以上の著作がある。日本自然科学写真協会 (SSP) 会長、小中学生のための生きもの写真コンテスト「生きもの写真リトルリーグ」実行委員長。CAPAの月例フォトコンテスト「生きものの部」審査員も務めている。
→ 海野和男のデジタル昆虫記
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〈文〉鬼沢幸江