プラネタリウム映像クリエイターであり、星空写真家としても活動するKAGAYAさんの写真展「KAGAYA 星空の世界展」が横浜・そごう美術館で開催される。会期は2022年7月23日から8月31日。
■展示作品ギャラリー
KAGAYAさんは独学で天文学を学び、星にまつわるアート作品を制作してきた。2006年に公開した全天周プラネタリウム番組「銀河鉄道の夜」は人気を博し、全国80館を超すプラネタリウムで上映され、2010年には国内で100万人の観覧者数を記録した。2015年9月にはコニカミノルタプラザで写真展「星月夜への招待」を開催したほか、写真集も多数出版。2021年には河出書房新社よりベスト版写真集『StarryNights』『星空の楽しみかた』を刊行している。
本展では世界中で撮影した美しい星空を捉えた光景を紹介する。「四季の星空」「月のある空」「オーロラ」「天の川を追う星の旅」「一瞬の宇宙」のパートに分けて、無限に広がる天体のロマンを展開していく。
また、約1万枚の写真から作り上げた星空の映像も上映。隠れたテーマに「地球と宇宙を学ぶ」ことを置き、親子で楽しみながら地球や宇宙の不思議を知ることができる。夏休みに家族で出かけるのに格好の催しだ。
KAGAYA 星空の世界展
会期 2022年7月23日 (土) 〜8月31日 (水)
会場 そごう美術館
住所 神奈川県横浜市西区高島2-18-1 そごう横浜店6F
時間 10:00〜20:00 (8月17日は19:00まで、入館は閉館30分前まで)
休館日 会期中無休
入場料 一般1,200円、大学・高校生1,000円、中学生以下無料
問い合わせ そごう美術館 (TEL 045-465-5515)
KAGAYA (カガヤ)
1968年、埼玉県生まれ。星空写真家、プラネタリウム映像クリエイター、「デジタルペインティング」の世界的先駆者。プラネタリウム番組「銀河鉄道の夜」は国内をはじめ欧米・アジアで累計100館を超えるプラネタリウムで上映され、観客動員数100万人を突破。星空写真は小学校理科の教科書にも採用され、写真を投稿発表するTwitterのフォロワーは89万人を超える。天文普及とアーティストとしての功績をたたえられ、小惑星11949番はKagayayutaka (カガヤユタカ) と命名されている。花巻イーハトーブ大使。
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〈文〉市井康延