新進写真家2人が捉えた“今”を伝える「JPG’s FAVE #1」ダビラ・ジョルダニ&眞田百合子写真展

「JPG’s FAVE #1」として、ダビラ・ジョルダニさんと眞田百合子さんの二人展が、2022年7月26日からJam Photo Galleryで開催される。

JPG’s FAVE #1 ダビラ・ジョルダニ写真展「Earth to earth, ashes to ashes, dust to dust」

 

Jam Photo Galleryが注目の新進写真家をピックアップする「JPG’s FAVE」。第1回となる今回は、写真家・大和田良さんのセレクトによって、ダビラ・ジョルダニさんと眞田百合子さんの展示を行う。

ダビラ・ジョルダニさんはコスタリカ出身で、日本写真芸術専門学校を卒業した後、現在は日本とカナダで活動している写真家だ。「Earth to earth, ashes to ashes, dust to dust」と題した本展では、風景や物体に描かれるパターンの類似性と自身の感情を重ね合わせた詩的な作品を展示する。

一方、眞田百合子さんは日本写真芸術専門学校の卒業作品展で最優秀賞を受賞して注目を集めている写真家。今回の写真展「世界が遠すぎる」は、自分自身と社会との距離感をテーマに、目の前の現実をありのままに捉えた切実なスナップと言葉によって構成した。

JPG’s FAVE #1 眞田百合子写真展「世界が遠すぎる」

写真表現に希望を求め、もがき、あらがい、時に生きづらさを感じながらも社会にアプローチし続けようとする彼らの姿勢は、写真というメディアが持つ表現の可能性を示すものでもあるのではないか。そのような視点から、それぞれの作品を通して現在の写真家が捉える「今」を伝える。

JPG’s FAVE #1
ダビラ・ジョルダニ写真展「Earth to earth, ashes to ashes, dust to dust」
眞田百合子写真展「世界が遠すぎる」

会期 2022年7月26日 (火) ~8月7日 (日)
会場 Jam Photo Gallery
住所 東京都目黒区目黒2-8-7 鈴木ビル2階B号室
時間 12:00〜19:00 (日曜は17:00まで)
休館日 月曜
入場料 無料
問い合わせ Jam Photo Gallery (TEL 050-5438-2134)

 

 

Jordanni Davila (ダビラ・ジョルダニ)

1995年、コスタリカ生まれ。2009年、カナダへ移住。2021年、日本写真芸術専門学校卒業。東京在住。
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眞田百合子 (Yuriko Sanada)

1994年生まれ、神奈川県出身。日本写真芸術専門学校卒業作品展コンペ最優秀賞受賞。日本写真芸術専門学校中退。
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〈文〉鬼沢幸江