“走る芸術” パキスタンのデコトラを追った重信正嗣写真展「PakTora」

重信正嗣さんの写真展「PakTora」が、2022年9月20日から開催される。

重信正嗣写真展「PakTora」〜Khubsurat Gari Banana〜

■展示作品ギャラリー

 

走る芸術とも言えるパキスタンの「デコトラ」。運転手の希望する装飾を、トラックの持ち主が支援して夢を実現している。運転手は年収10年分以上をかけて「愛車いじり」を望むのだという。

本作は「PakTora」と名付けたデコトラと、それを愛する人々を追ったドキュメンタリーだ。2021年に東京で開催した同名の写真展をもとに再構成した。A0サイズ3点を含め、大判プリントを加えた新たな展示内容となっている。

重信正嗣写真展「PakTora」〜Khubsurat Gari Banana〜

会期 2022年9月20日 (火) 〜25日 (日)
会場 京都写真美術館 ギャラリー・ジャパネスク 2階展示室
住所 京都府京都市東山区堀池町374-2
時間 11:00〜18:00
休館日 会期中無休
入場料 無料
問い合わせ 京都写真美術館 ギャラリー・ジャパネスク (TEL 080-5988-7720)

 

 

重信正嗣 (Masatsugu Shigenobu)

1972年、広島生まれ。会社員をしながら、旅で「出会い」を撮る写真家。「出会い」の一つの形として写真を撮り続けている。2014年にパキスタン・フンザを旅してデコトラと出会う。以来、パキスタンのデコトラとそれを愛する人々を撮り続 けている。
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〈文〉鬼沢幸江