川島小鳥の“現在地”を示す写真展「たくさんの今たち」

ミュゼふくおかカメラ館は、川島小鳥さんの写真展「たくさんの今たち」を開く。会期は2023年4月1日から6月11日。

川島小鳥写真展「たくさんの今たち」

■展示作品ギャラリー (タップ/クリックで拡大します)

 

川島さんは、佐渡島に住む少女をモチーフにした『未来ちゃん』(2011年) で一躍注目されたが、それ以前から、高感度な若者に高い支持を受けていた写真家だ。

俳優などをモデルに、彼らの世界観を展開させた作品や、何げない光景に潜むかけがえのない瞬間をスナップで収めてきた。そんな川島小鳥の現在地を展観する。

会期中の4月1日と5月5日には、川島さんによるギャラリートークを開催。

川島小鳥写真展「たくさんの今たち」

会期 2023年4月1日 (土) ~6月11日 (日)
会場 ミュゼふくおかカメラ館
住所 富山県高岡市福岡町福岡新559
時間 9:00~17:00 (入館は16:30まで)
休館日 月曜 (祝日の場合は翌日休館)
入場料 一般800円、65歳以上640円、高校・大学生400円、中学生以下無料 (土・日・祝日は高校生無料)
問い合わせ ミュゼふくおかカメラ館 (TEL 0766-64-0550)

川島小鳥ギャラリートーク

4月1日 (土)・5月5日 (金・祝) いずれも14:00から写真展会場にて。予約不要。

 

 

川島小鳥 (Kotori Kawashima)

写真家。1980年生まれ。早稲田大学第一文学部仏文科卒業。写真集に『BABY BABY』(2007)、『未来ちゃん』(2011)、『明星』(2014)、谷川俊太郎との共著『おやすみ神たち』(2014)、『ファーストアルバム』(2016)、台湾ガイドブック『愛の台南』(2017)、 小橋陽介との共著『飛びます』(2019)、『violet diary』(2019)、『おはようもしもしあいしてる』(2020)、『(世界)2』(2021)。第42回講談社出版文化賞写真賞、第40回木村伊兵衛写真賞を受賞。
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〈文〉市井康延