「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2023」が、2023年4月15日から5月14日に京都市内各所で開かれる。
■展示作品ギャラリー (タップ/クリックで拡大します)
コロナ禍や戦争によって物流、人の流れが途絶えたことで、日本の生活は海外とのつながりの上に成り立っていたことを痛感させられた。
本展のテーマ「BORDER=境界線」は今、切実な課題だ。難民問題、ウクライナ情勢、ファッション、若者たちなど、喫緊の題材を提示する15のプログラムを用意した。何かが心を捉え、新たな視座や刺激をもたらすはずだ。
新しい才能を発掘する公募型アートフェスティバル「KG+」も同時期に開催。
KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2023
会期 2023年4月15日 (土) 〜5月14日 (日)
時間・休館日 会場により異なる
料金
一般パスポート : 6,000円
平日限定パスポート : 4,500円
学生パスポート : 3,000円
京都市民割パスポート : 5,500円
エクスプレス・パスポート : 15,000円
単館チケット : 一般 800円〜1200円、学生 600円〜1000円
※購入はWEBサイトより。
問い合わせ KYOTOGRAPHIE事務局(TEL 075-708-7108)
プログラム・会場
- 松村和彦「心の糸」八竹庵 (旧川崎家住宅)
- マベル・ポブレット「WHERE OCEANS MEET」京都文化博物館 別館
- ロジャー・エーベルハルト「Escapism」嶋臺ギャラリー
- 山田 学「生命、宇宙の華」HOSOO GALLERY
- 石内 都、頭山ゆう紀「透視する窓辺」誉田屋源兵衛 竹院の間
- 山内 悠「自然 JINEN」誉田屋源兵衛 黒蔵
- パオロ・ウッズ&アルノー・ロベール「Happy Pills」くろちく万蔵ビル2F
- 高木由利子「PARALLEL WORLD」二条城 二の丸御殿 台所・御清所
- 世界報道写真展「レジリエンス ─ 変化を呼び覚ます女性たちの物語」京都芸術センター
- ココ・カピタン「Ookini (おおきに)」ASPHODEL、大西清右衞門美術館、東福寺塔頭 光明院
- セザール・デズフリ「Passengers 越境者」Sfera
- ボリス・ミハイロフ「Yesterday’s Sandwich」藤井大丸ブラックストレージ
- デニス・モリス「Colored Black」世界倉庫
- ジョアナ・シュマリ「Alba’hian」両足院
- ジョアナ・シュマリ「Kyoto-Abidjan」出町桝形商店街 DELTA/KYOTOGRAPHIE Permanent Space
- インマ・バレッロ「Breaking Walls」伊藤佑 町家跡地
〈文〉市井康延